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トヨタ、13年連続で台湾市場の販売台数1位
≪地元メディアの反応≫
1月5日に発表された市場統計値によると、トヨタは2014年も台湾自動車市場で販売台数第1位の座を守ったようだ。13年連続の快挙である。RAV4と昨年2月インドのモーターショーでデビューしたカローラ・アルティス(Corolla Altis)の人気に支えられたと言える。
アルティスは後部座席の快適性を向上させたほか、デザインを一新したグリルやLEDライト、レザーシートやピアノブラックのパネルなどでインドでは高級セダンに位置付けられるほどの高級感を演出し、グローバルモデルとして世界各国で人気を博している。
台湾最大のトヨタ、レクサス・ディーラーの「Hotai Motor Co.」によれば、2014年に台湾の自動車販売総数は423,829台と、9年振りに40万台を超える好調を示した。国内経済の回復と消費マインドの増大、新モデルの登場が相乗効果をもたらしたと思われる。
うちトヨタ車は販売台数139,241台で市場シェア32.9%と圧倒的な強さを示している。販売台数トップ10のうち6車種はトヨタ車で、「Hotai Motor Co.」のデータによれば、台湾の販売台数トップは前述のカローラ・アルティスで44,753台という記録的な販売実績を上げた。2位のRAV4 が16,714台だった。
トップ10中、トヨタ車でないのは4位の日産Sentra(13,331台)、6位の日産Big Tida(12,868台)、8位のホンダCV-R(12,478台)、9位のFord Focus(12,395台)、の4車種のみ。
「Hotai Motor Co.」では、安定した経済成長に裏打ちされた消費者の強い買換え意欲、ガソリン価格の低下によって、2015年の台湾自動車市場も楽観的観測をしている。台湾におけるトヨタの覇権がまだしばらく続くことは間違いないだろう。
(SOURCE:The China Post「trans by shimamori 」)