マレーシア

パナソニック工場でHIT太陽電池の本格生産開始


≪地元メディアの反応≫
2011年12月にパナソニック株式会社によって設立された、パナソニックエナジーマレーシア株式会社(以下:PECMY)は、マレーシアでの太陽電池の生産を本格的に開始した。ケダ州の北西部クリムハイテクパーク工業団地にある工場での年間生産能力は 300MWである。これにより、パナソニック全体のHIT太陽電池年間生産能力は900MWに達する。この新たな海外進出、新工場の稼動開始により、パナソニックがより勢いを増し、競争力が強化されることになりそうだ。
マレーシア ニュースメディア
世界の太陽電池市場は、今後急速な事業拡大が期待されている。その理由として、日本やマレーシアを含む様々な国で環境問題に対する意識が高まっていること、そして固定価格買い取り制度や、助成金などの景気対策が導入されたことが考えられる。需要増加に対応するため、2011年12月に新工場(PECMY)を設立。2012年3月に建設を開始し、 2012年12月には生産開始となった。

この工場は、輸送コストや現地の素材を使用することでコスト競争力を強化するだけでなく、世界中の変動に柔軟に対応可能な安定した製品を提供することが出来る。ここをグローバルの生産拠点とし、事業拡大を図る。

パナソニックは1997年のHIT太陽電池生産開始以来、様々な経験やノウハウを蓄積してきた。ここマレーシアで生産することにより、需要の著しい増加が見られる日本市場だけでなく、ASEAN地域を含んだグローバル市場が加速することが予測される。パナソニックのHIT太陽電池が二酸化炭素排出量削減に貢献するだけでなく、より多くの人々に環境に優しいエネルギーを供給してくれることを願っている。(EcoBusiness.com)


			
		

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