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サントリー、100億ドルで米バーボンメーカーJim Beam社を買収か


アメリカ ニュースメディア
 ≪地元メディアの反応≫
日本のビール・ウイスキーメーカー、サントリーホールディングス株式会社は、イギリスのDiageo PLC社との会合で、ウイスキーブランドJim Beam社を100億ドルで共同買収予定である事を明らかにした。現時点では公式発表されておらず、サントリーがJim Beam社のフラクショナル・オーナーシップを持っているとの声明もない。サントリーはまたアルコールブランド「Maker’s Mark」と「Canadian Club」も所有している。これは、日本企業の海外発展において大いに有利である。アメリカ ニュースメディア
Diageo社は「Guinness」、「Johnnie Walker」と「Smirnoff」ブランドを所有しており、ある時期より、Jim Beam社買収に興味を持ち、さらに、サントリーよりも前に、他の会社と交渉を進めていた。サントリーは、2012年の夏と春にDiageo社と会談したことを既に認めている。イリノイ州のJim Beam社は未だこれを承認しておらず、入札価格も決定されていない。日本の他の食品•飲料会社のように、サントリーも縮小する国内市場に必死であり、海外M&Aを通じて収益を増やす必要がある。

しかし、日本のある大手ウイスキーブランドメーカーは、今のJim Beam社の株価が高すぎる為、この共同購入はすぐには起こらないだろうと話す。同様に、メキシコのテキーラブランド「Jose Cuervo」など、既にいくつかの取引を進行しているDiageo社にとっても来年までにJim Beamを買収するのは難しそうである。(Market Watch)


			
		

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