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アメリカ
日本のビールメーカー「サッポロ」、西海岸に醸造所を建設へ
≪地元メディアの反応≫
日本で第4位のビールメーカーであり、米国でアジア系ビールの売上No.1ブランド「サッポロプレミアム」を製造するサッポロビール株式会社は、2024年末までに米国に新たな醸造所を建設することを明らかにした。
サッポロビールはこれまで、サッポロプレミアムのほとんどをカナダで製造・輸入しており、物流コストがかかるため、最大の海外市場である北米での醸造活動を拡大することができなかっただろう。
しかし、今年は新型コロナウイルスのパンデミックから回復後、北米でのサッポロプレミアムの売上を20%増加させることを目指しているようだ。自社で生産することは、コスト削減だけでなく、消費者により近い存在になるのではないだろうか。
自社工場を建設する以外にも、既存のビール工場を買収し、米国での受託製造を拡大するなどの選択肢がある。ただ、醸造所の規模や投資額などの詳細については明らかになっていない。
東京に本社を置く同メーカーは、1964年から米国にビールを輸入しており、レストランで人気を集めている。サッポロU.S.A.は1984年に設立されて以来、サッポロプレミアムはアメリカで販売されているアジアのビールの中でNo.1となっている。
先週、サッポロビールは、米国で約5年ぶりとなる新商品「サッポロ ピュア」を発売した。カロリーわずか90kcal、炭水化物2.4g、アルコール度数4.0%の新しいライトラガーだ。バランスの取れたアルコール飲料を選ぶ消費者が増えており、その期待に応えるために、優れたライトビールを開発し、今月から全米17州で展開しているという。
(Trans by Shie)