シンガポール

シンガポールが日本の漫画フェスティバルを主催


 ≪地元メディアの反応≫
日本の文化や産業を紹介・促進するイベント「JAPAN国際コンテンツフェスティバル(CoFesta)」の一つである“漫画フェスティバル”が、シンガポールで開催された。このフェスティバルはバレンタインデーの後、2月15日から17日までの3日間で行なわれ、日本漫画の展示、講演会、参加者同士での交流や、プロの漫画家のサイン会など賑わいをみせた。
シンガポール ニュースメディアこの漫画フェスティバルは、主に日本の出版社協会、日本経済部、貿易部及び経済産業省と提携して開催されたイベントである。角川グループホールディングスの会長、角川歴彦氏は講演会で、電子書籍の今後について語った。それと同時に、シンガポール政府および関連する組織(出版社、放送事業者と通信事業者)との商談を行なった。講演会や商談は、フェスティバルとは会場が異なり、マンダリンオーチャードホテルで開催された。

2月16日にはCrossroadsの紀伊国屋書店でサイン会が開催され、人気漫画作家の安倍夜郎氏(代表作:深夜食堂)、石川雅之氏(代表作:もやしもん)、吉崎観音氏(代表作:ケロロ軍曹)の3名が参加した。

JAPAN国際コンテンツフェスティバルは、日本が世界に誇る文化や産業を紹介・促進すべく2007年に設立された。JAPAN国際コンテンツフェスティバルが主催する、その他の活動は、東京国際映画祭、東京ゲームショウ、CEATEC JAPANコンシューマーエレクトロニクスショーなどがある。

シンガポールのみならず、世界中で人気の高い日本の漫画産業を利用することで、両国が経済的に発展することを大いに期待したい。また、国際社会でのパートナーの1つとして、日本とはより良い関係性を築いていけるのではないだろうか。(japandailypress)


			
		

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