シンガポール

マレーシア-シンガポール間の高速鉄道の受注に向けて、日本が新幹線を売り込み


≪地元メディアの反応≫

日本はクアラルンプールシンガポール高速鉄道計画の受注の為、ライバル中国に対抗し、51年間の完璧な安全性を示す記録を提示した。

 

シンガポール 海外進出

 

JR東日本の役員が、新幹線の安全性やメンテナンス記録をマレーシア当局にプレゼンしたと報じられた。

 

「我々は、経験と技術によりマレーシア-シンガポールHSRプロジェクトに貢献することが出来るだろうと確信している。」と、JR東日本の副社長Yuji Fukasawa氏が述べた。

 

中国は、クアラルンプールのバンダル・マレーシア不動産開発で、20億ドルの投資を発表した。高速鉄道はシンガポールのJurong East駅からマレーシアのBandarまで運行予定。

 

東アジアの2つの国の競争は、インドネシアでの高速鉄道プロジェクトを映し出しているようだ。日本は昨年、インドネシア政府への資金援助や債務保証を拒否し、高速鉄道プロジェクトの受注に失敗。今回の日本のプレゼンテーションは、日本の新幹線技術を紹介するシンポジウムで行われた。

 

運輸大臣のLiow Tiong Lai氏は、「事故がまったく無い日本の新幹線の51年の歴史は、KL-Singapore lineも模倣すべきだ。」と述べた。

 

陸上公共交通委員会のSyed Hamid Albar氏は、「プロジェクトはまだ議論の段階だが、今年の中頃には契約に合意できるだろう」と述べた。

 

中国では2007年に高速鉄道サービスが始まり、今や19,000kmにもなる世界最大のネットワークとなった。しかし、2つの高速列車が、浙江省で衝突し、2011年に少なくとも40人が死亡したと発表されている。

 

 

SOURCEThe Straits Times translated by Mimi


			
		

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