中国

UNIQLO タオバオで成功


  •  2002年から、中国市場に入って以降、ユニクロは中国で25店舗を出店したが、売上高成長率はずっと遅々としている。しかし、今年4月より、ユニクロはタオバオのTモールにて中国公式ユニクロ本店を初出店したところ、僅か10日間で毎日の取引額は既に50万元以上に達し、全国25店舗の日売上総額に相当した。
  • タオバオサイトのCEO陆兆禧氏は、ファーストリテイリング社の取締役会長兼CEOの柳井正といい商売を合意した――4月中旬より、ファーストリテイリング社に属する「ユニクロ」がタオバオのTモールにて初めての中国市場に向けるネット本店を出店するとした。

中国 海外進出

  •  上辺から見れば、ユニクロと既往のTモールに出店した他のブランド――DELL、PHILIPS、NOKIAなどの策略と違いはなく、いずれもタオバオの1億以上の登録会員で販売量を向上させることであると見る。
  • しかし、事実はそうではなく、Tモールに出店したと同時に、ユニクロは独立ドメイン名の公式サイトを新規作成し、Tモールでの本店のページデザインを同様にし、Tモールのマークも記載せず、お客さんはこのサイトで注文した後に、初めて全購入プロセスがTモールの同名本店に導かれたことに気付く。
  • 二つのサイトが同時に運営する方式によって、独立したブランドイメージが保持されるとともに、タオバオのプラットフォームを借りて通信販売が必要とするネット購入や支払、オフラインで配送するプロセスを完成する。
  •  今回の協力はユニクロのEコマースを栄えさせるにとどまらず、タオバオサイトに対しても大事なチェンジとも言える。
  • 6月22日、タオバオは開放性プラットフォームを全面的に運行すると公布し、全ての独立垂直Eコマースサイトでも、タオバオとバックドッキングすることができる。
  • これは、タオバオがもとのCtoC主要業務から企業のためにBtoCサービスを提供するインフラストラクチャープラットフォーム供給商へチェンジし、Eコマースを発展する必要がある企業のために、ユーザー管理、商品管理、交換管理と支払物流などのような標準的な基礎サービスを提供させる。
  •  過去数年間の発展を経て、ネットショッピングは既に一般的な行為となった。これは人々の伝統的な生活様式を変えるだけではなく、さらには、企業の経営モデルにも影響を与える。ユニクロのような多くの伝統的企業がEコマースに進出し始め、インターネットで新しい商業モデルを構築し、インターネットの環境のもとに、新たな商業生態システムを形成する。

 


			
		

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