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ブラジル
日産がリオデジャネイロにエンジン工場を設立
≪地元メディアの反応≫
日産自動車株式会社(本社:神奈川、以下:日産)はリオデジャネイロ州レゼンデにエンジン工場を建設、投資額は約1億4,000万ブラジルレアル(約60億円)、年間20万基の生産能力になるという。2014年上半期の稼働を目指し、ブラジルで生産されている日産車向けのエタノール混合燃料に対応した排気量1,600ccのエンジンを生産する。日産がレゼンデに工場設立を決めたのは、リオデジャネイロ港近くで能力の高い労働力とサプライヤーにアクセスしやすいというのが理由のようだ。
日産CEOカルロス・ゴーン氏はこの新工場について「ブラジル市場の更なる可能性を証明するためのもの」と位置付け「ブラジル市場で競争力を高め、我々が目標とする日本企業では初の市場シェア5%を目指す。そして2016年までにはリーディングカンパニーになる。」と意気込みを語った。
また、日産は今年「マーチ」「ヴァーサ」を生産する工場も設立、投資額は約26億ブラジルレアル(約1,100億円)に上る。新車市場世界第4位のブラジルで日産が目標とするシェア5%獲得に向けどのような戦略を立てていくのか注目していきたい。
(SOURCE:ams「trans by CHIKA」)