ブラジル

日東電工がブラジルのサンパウロに新製造プラントを設立


 ≪地元メディアの反応≫
資材メーカー日東電工株式会社が、ブラジル・サンパウロにて1.4億円を投資し、新プラントを建設する旨を発表した。サンパウロは人口が多く、急速な経済発展をしており、日東電工の未来にとって重要な市場のひとつである。ブラジル ニュースメディアブラジル最大の都市であるサンパウロは、アメリカ大陸でも第2に人口の多い都市(人口およそ2,000万人)であり、この10年間で急速な経済成長と発展を遂げ、産業の中心となっている。自動車部品製造ビジネスにおいてもその影響を受けており、日東電工は製造と開発の更なる発展の為にふさわしい地として考えている。

日東電工は、近年インド、中国、トルコにオペレーションを拡大し、新市場において現地のシビアなニーズにより応える為、プロアクティブな対応をとっている。同社は、最も効果的に独自の技術や地域資源を活かせる特定のニッチ市場を探していた。ブラジルへのプラント新設は、ニッチ市場における長期トップ戦略の1つであった。

新プラント建設は2013年2月に開始し、2013年12月には完成予定だ。新プラントでは、NVH(騒音、振動、精鋭)等に関連した自動車製品の製造から開始する計画だという。

日東電工にとって初となる今回のブラジルの新プラントでは、将来的にはオペレーション拡充も行い、より幅広いラインアップで商品を提供していく計画だ。
ブラジルでの成長見通しがあれば、サンパウロ工場が将来南アメリカでの主な生産拠点になる可能性もあるという。


			
		

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