ベトナム

株式会社ホクガンがベトナムに大規模水産加工工場を建設予定。マグロ産業回復が期待される。


≪地元メディアの反応≫

日本の食品卸・製造会社の株式会社ホクガンは、ベトナム南東部のフーイエン省にあるドンタック漁港(ベトナム)にマグロや水産加工工場を近々建設する予定だという。

 

先日815日に開催された地方人民委員会で、取締役カワヒラマナブ氏は、加工処理場は月1,800トンを加工処理できる規模だと話した。フーイエン省とホクガン社は、漁具や技術を地元漁師にサポートする方向で話をしており、フーイエン省は今後3か月間でプロジェクトの実施促進のために、日本企業との情報交換を続けると述べた。

 

【859】ベトナム‐株式会社ホクガン

 

ホクガン社は漁具をトゥイホアの地元漁師たちに提供し、現地に専門家を派遣して、自社のノウハウを教えていくことを約束した。また、現時点でのフーイエン省の年間漁獲量はマグロが6,000トン、イカが3,000トンだが、日本の最新技術によってその漁獲量の増加や質の向上が見込めると言い加えた。

 

地方計画投資省によると、ホクガン社は20149月からドンタック漁港の16,500平方メートル規模の土地を調査してきた。沖縄に拠点を置くこの会社は高品質な氷水製造で魚介類の保存を向上させたいと思っているようだ。

 

農林水産省の漁業海洋省によると、現在、ビンディン省、フーイエン省、カインホア省の地方3地区は2,826のマグロ漁船を所有している。しかし、そのうち30%は商業用には機能していないと言う。

 

現在ベトナムのマグロ部門は非常に多くの問題に直面している。東海岸からのマグロ生産高は気候変動により30%も下がった。関税局によれば、漁業の需要低下により、今年630日までのマグロの輸出量は前年比マイナス8%2.247億ドルとなった。

 

7月に行われた会議では、マグロ産業の漁業と加工のクオリティを向上せ、漁港に特化した施設に投資し、生産性を向上させ市場を拡張させる為に、マグロ漁の購入と加工、販売の試験的計画が見直された。

 

国際連携することはベトナムのマグロ産業の発展に拍車をかけることになるだろう。

 

SOURCEViet Nam Newstrans by Uki 」)


			
		

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