ベトナム

日本企業初、東急電鉄がベトナムのバス事業に参入を発表。5月末運行開始へ


≪地元メディアの反応≫
東京急行電鉄株式会社(本社:東京 以下:東急電鉄)はベトナム南部のビンズオン省の新都市開発を加速させるためにバス事業に参入すると発表。

 

ベトナム 進出

 

ベトナム南部のビンズオン省人民委員会は東急電鉄に対し、省内での路線バス運行ライセンスを承認したとのこと。これにより、東急電鉄は現地企業のビンズオン投資・工業開発総公社(ベカメックスIDC)と合弁会社「ベカメックス東急電鉄バス」を現地に設立し、日系企業が初めてベトナムで公共交通機関の運行を担うことが正式に決まった。

 

ベカメックス東急電鉄バスは今年5月末から運行を開始し、新しいバスはより環境に優しく費用対効果の高い通常の燃料よりも、圧縮天然ガスを使用したCNGバスでの運行を予定している。また、運行区間はビンズオン省の旧市街地と新都市を結ぶ約20キロメートルを予定とし、この他にも、新ビンズオン市内巡回バス(全長16.6キロ)と新ビンズオン~スオイティエン(ホーチミン市)間の高速バス(全長33.5キロ)の運行も来年中に開始する予定とのこと。

 

東急電鉄は新都市に総額1千億円規模を投じて、マンションや商業施設などの複合開発を進めており、バス交通を自ら手がけて利便性を高めることで不動産事業との相乗効果を図ることが狙いのようだ。

 

東急電鉄がバス事業に参入してきたことにより、今後、不動産事業も含めどのようにビンズオン省の新都市開発が加速していくか注目したい。

SOURCEtuoitrenews.vntrans by KIKU」)


			
		

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