≪地元メディアの反応≫
ラオス人民民主共和国(以下：ラオス)の大手商業銀行であるPhongsavanh Bank Limited(以下：PSVB)は株式会社ジェーシービー(以下：ジェーシービー)および海外業務を行う子会社の株式会社ジェーシービー・インターナショナル(以下：JCBI)と提携し、ラオスで初のJCBクレジットカードを発行することを発表。またメコン経済圏5ヶ国(タイ・カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム)のうち、すでにタイ、ベトナムではJCBクレジットカードが発行されており、ラオスはこれに続いて3番目の国となる。

Phongsavanh/JCBクレジットカードのデザインはラオスと日本の伝統が融合されたものになっており、カード会員を対象に2014年2月から6月の期間で和食レストランや日本の化粧品販売店と連携、日本を前面に押し出した優待割引を実施するとのこと。

2月に行われた発足式でPSVB社長は「我々はJCBIのメンバーに、そして、ラオスで初めてJTBクレジットカードを発行することを誇りに思っている。これにより、PSVBはJCBの製品やサービスにおいて、強固で持続可能かつ収益性の高いビジネス展開を目指す。また、カード会員に幅広い支払オプション提供など利便性を高めていきたい。」と意気込みを語った。

JCBI副社長の今田公久氏は「メコン経済圏においてPSVBという強力なパートナーを持つことは我々にとって非常に重要なことである。また、経済成長に伴い、カード市場において更なる成長が期待出来る。そして、ラオスと日本が良好な信頼関係のもと、ラオス市場で『魅力的なバリュー』の提供を、そして基盤確立を目指す。」と今後の展望を語った。ラオスでの発行が開始になったことにより、JCBの海外発行国は16ヶ国となり、今後も世界の銀行や金融機関と提携を行い、「JCBブランド」シェア拡大に向け尽力していくJCB、そしてJCBIに注目していきたい。

（SOURCE：ACN Newswire「trans by CHIKA」）