- 1 富士フイルム、新型コロナウイルス抗原検査キットを製造へ
- 2 日本の「ニコン」、ラオスとタイでの従業員を削減
- 3 明治屋、11月25日にミレニアウォークにフラッグシップをオープン
- 4 日本のリユースショップ「セカンドストリート」、米国市場に参入
- 5 パチンコチェーン最大手のマルハン、カンボジアで銀行統合
- 6 大戸屋がアメリカ2号店をNYタイムズスクエアにオープン
- 7 イオン株式会社が東南アジア市場での事業を強化、今後は14カ国までに拡大
- 8 上海で成功する日本の携帯販売会社が決済サービス事業に着手
- 9 世界33カ国で人気を博す日本のモバイルゲーム
- 10 日本企業の「おもてなし」の精神が海外の顧客の心を熱くする
韓国
日韓共同観光プロジェクト「キムチとスシ」実施へ
≪地元メディアの反応≫
「キムチとスシプロジェクト(PROJECT KIMCHI & SUSHI)」は、日本政府観光局(JNTO)、シンガポール事務所、韓国政府観光局(KTO)が共同で実施する観光プロジェクトである。
今後、観光客は1カ国のガイド付きツアーと同じ価格で、2カ国のツアーを楽しめるようになるという。航空会社4社と各国の旅行代理店13社により構成された大々的なプロジェクトだ。今回は2月22日から24日まで開催する”NATAS観光フェア”の期間に合わせて開始し、シンガポール向けにツアーパッケージを販売するという。
「今回の目的は、日韓での地理的な利便性を認識してもらい、旅行者により幅広い観光地の選択肢を提供することにある」とJNTOシンガポール事務所所長の足立基成氏は述べた。現在、韓国と日本の間には、仁川-東京と仁川-北海道という二つの経路があり、フライトは、それぞれ2時間と2時間35分という、大変訪れやすい距離にある。
JNTOシンガポール事務所のマネージャーSusan Ong氏によると、今回のツアーに関して、最短で3泊4日のツアーから用意されており、ほとんどのパッケージは8~10日間程度だという。韓国のキムチ、日本の寿司、そして近隣アジア諸国の代表的な食べ物の作り方を体験するといった、異文化交流プランを提供する旅行代理店もある。NATAS観光フェアにおいて、韓国と日本へのツアーパッケージは毎年、売上TOP5に入るほどの人気観光地だという。このトレンドはこれからも続いていくと期待されている。(TTG Asia)