ベトナム

クール北海道、10月ホーチミン市に飲食店モールを開業へ


≪地元メディアの反応≫
東南アジアでの北海道のビジネスを支援する目的で道内企業が中心となって設立した会社「クール北海道」がベトナムで現地法人を設立し、今年10月にもホーチミン市内に北海道の食文化・料理文化を普及するための飲食店モール「北海道ヴィレッジ」をオープンすることが明らかになった。

ベトナム 海外進出

「クール北海道」は金融機関を含む北海道内企業が中心となって昨年11月に設立され、社長には、札幌でコールセンターを運営するアイティ・コミュニケーションズの小金沢健司社長が就任した。最終的に道内外計11社が出資する予定だ。 現在は北海道の産品、技術、サービスを活用して、ベトナムにおける北海道ブランド、マーケティングの確立を目指し「ベトナムでのクール北海道の展開」を模索するためのワークショップも積極的に開催している。

 

ホーチミン市内中心部に総面積1,500平方メートルに及ぶ2棟の建物(写真)を賃借して開業する「北海道ヴィレッジ」には、札幌に本店を構える有名な寿司店や焼き鳥店、ステーキ店が支店を出す他、2016年4月までにはラーメンなど北海道の大衆料理を集めた「北海道屋台村」や北海道料理の料理教室、美容院などもオープンして、北海道のイメージを広くアピールしていく予定でいる。

 

「クール北海道」は「北海道ヴィレッジ」を拠点として、北海道の自然や食文化をPRしていくが、同時に北海道産の食材をホーチミン市内の日本食レストランに供給し、最終的には北海道とベトナムの貿易促進に照準を定めて活動を広げていく考えだ。
 
ベトナムは、北海道の民間企業集団が協力して北海道PRと海外進出を目指す東南アジアで初のマーケットとなる。北海道文化とビジネスのセンターとしての機能を持つ「北海道ヴィレッジ」だが、まずは当地でも人気の和食を気軽に楽しめる場所として、ホーチミン市の新たな名所となることだろう。

 

(SOURCE:Bernama「trans by shimamori 」)


			
		

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