ベトナム

広島信用金庫、ベトナム進出の中小企業支援へ


≪地元メディアの反応≫

日本の広島信用金庫は、ベトナム投資開発銀行(The Bank for Investment and Development of Vietnam)と了解覚書(Memorandum of Understanding)を交わし、両者が協力して日本企業のベトナムでの事業展開を支援するサービスを始めることになった。

 

ベトナム 海外進出

 

中小企業を顧客とする地方金融機関である広島信用金庫は、ベトナム投資開発銀行をベトナムで最初のビジネスパートナーとして、中小企業に特化したベトナムでの起業・事業展開に求められる各種サービスを提供する。

 

口座開設や融資などの金融サービスのみならず、給与支払代行、ベトナムにおける貿易・投資環境、税務、求人に関するコンサルティングなどの広範なサービスを現地で提供できることになる。

 

広島信用金庫とベトナム投資開発銀行の提携は、日本で大企業だけでなく中小企業の間でもベトナム進出に対する関心が高まっていることを反映した動きと言える。昨年12月第3週にホーチミン市で「日本貿易振興機構(JETRO)」主催のワークショップが開催されたが、これも「日本企業の間でベトナムのサービス産業への投資機会を求める傾向が強まっている」ことが背景にある。ワークショップにはベトナム企業60社日本企業17社が参加した。

 

ワークショップ担当者によれば、日本企業は不動産関連の情報に特に関心を持ち、ホーチミン市の主要商業センターやショッピングモール内でレストランや美容関連サービスの店舗をオープンできるスペースを探しているようだ。また、高級小売りチェーンはベトナム進出のためのパートナーを求めている。

 

ホーチミン市投資・貿易促進センターのHo Xuan Lam副所長は、サ―ビス業分野への日本企業の投資が増加傾向にあることを強調している。広島信用金庫は、ベトナム進出に関心を持つ日本の顧客を募って視察団を組織し、3月には投資機会を調査するためにベトナムを訪問する計画だ。2015年は新たに多くの日本の中小企業がベトナム進出に挑戦する年になるかもしれない。

 

SOURCEViet Nam Newstrans by shimamori 」)


			
		

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