ベトナム

住友商事がティキコーポレーションに投資、パートナーシップを締結


≪地元メディアの反応≫
日本の住友商事株式会社とベトナムのオンライン書店運営会社ティキコーポレーションが戦略的パートナーシップを締結した。これにより、ティキは住友商事から投資を受けたベトナムで初のEコマース企業となった。
ベトナム 海外進出パートナーシップを締結したことにより、住友商事はティキの株30%を保持することになる。昨年の日本の投資ファンド、サイバーエージェント・ベンチャーズによる投資に続き、住友商事は2番目の企業となる。ティキによると、今回の締結により、サイバーエージェントの株は22%から15%へ減少するとのことだ。

今後ティキは、配信ネットワークを拡大、さまざまな分野の新製品を提供し、サービス向上を目指す。「ベトナムでのEコマースの歴史は浅く、企業が充分に利用出来ていない。企業にとっては悩みの種となっている。長期的な戦略として、優秀な人材を確保するだけでなく、社員にもEコマースの専門知識を身につけるためのトレーニングを提供することに特化していきたい。」とティキの関係者は語った。

2010年3月に設立されたティキは、40,000点以上の製品を販売するEコマース事業を展開。現在は書籍、エレクトロニクス、家電、ファッション、文房具の5つのカテゴリーを取り扱っている。会社設立3年で、ベトナム国内の63の省や地域、そして17ヶ国の顧客を獲得している。来年には住友商事協力のもと、100,000点まで製品数を増加する。そして、住友商事はティキで化粧品や家電製品の販売を開始する。住友商事と業務提携をしたことにより、ティキの事業拡大が加速することが期待される。(the Saigon Times)


			
		

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