ベトナム

ベトナム石油精製工場、出光興産株式会社から9億米ドル調達


 ≪地元メディアの反応≫
日本の出光興産株式会社とそのパートナー企業は、東南アジアにおける増加するニーズにこたえるため、ベトナムのある製油工場に9億米ドルを出資するつもりであるとわかった。

出光興産は、ある声明で、2013年第2四半期に工場建設を始め、2017年から営業運行するつもりだと発表した。また、同社はすでにエンジニアリング・調達・建築の契約を、千代田化工建設株式会社・日揮株式会社・フランスのテクニップ・韓国のGS建設会社・韓国のSK建設会社を含む、共同コンソーシアムに任せたことに言及した。
ベトナム 海外進出
出光興産は、日本製油産業が衰退していることを理由に、海外参入に対して前向きな姿勢をみせている。しかし資金問題も含め、ハノイ南部のNghi Sonでの工場建設には問題を抱えており、出光興産とそのパートナーは、少なくとも過去三度の決定を見送らざるをえなかった。

声明で出光興産は、過去5年間、石油の需要は毎年8%ずつ増加すると見通した上で、このプロジェクトが実行に移れば毎日200,000バレルの石油を精錬し、ベトナムに十分な石油製品を提供できると述べている。現在も需要過多のガソリンなどが十分に供給されるようになれば、国民の生活も変化してゆくだろう。

また、出光興産は、工事が始まった後、パートナーと銀行に50億ドルのシンジケートローンを申請し、日本銀行などの興信所は国際協力に加わると発表した。同社は、2013年の第2四半期に融資契約を結ぶ予定である。

出光興産とクウェート国際石油会社は、両方もそれぞれNghi Sonプロジェクトの35.1%の株を占めているが、ベトナム石油会社と天然ガス会社は25.1%の株を占め、三井化学株式会社は4.7%の利潤を持つ。

ベトナム唯一の製油工場、ヨンオレンジ石油精製工場は2009年に運営が始まった。声明通り2017年から運用が始まれば、Nghi Son石油精製工場はベトナム第二の石油精製工場になるという。

今後ベトナムで石油関連産業が発展していく可能性は高いであろう。工業化を進めるベトナムの、経済発展への追い風になりそうだ。(thanhniennews.com)