≪地元メディアの反応≫
日本の有名アニメーション映画制作会社のスタジオジブリが、日本にテーマパークをオープンすると発表した。愛知県名古屋市に開業し、1988年公開の映画「となりのトトロ」のファンタジーな世界が再現される。

6月1日、ジブリの鈴木敏夫プロデューサーと愛知県の大村知事が、開業について基本合意したと発表。
「ジブリパーク」は、「風立ちぬ」、「千と千尋の神隠し」、「もののけ姫」など、他のジブリ作品も展開されていく予定だ。このテーマパークは、2005年に開催された「愛知万博」の跡地に建設される。
「ジブリパーク」の第1弾として、戦後の日本を舞台にした「となりのトトロ」が再現される。トトロは、病気の母親を持つ姉妹と友達になる、親しみやすいキャラクター。映画「となりのトトロ」は世界中で愛され、批評家や映画制作者からは最高のアニメーション映画の1つとして挙げられる。
日本国内の報道によると、敷地は200ヘクタール。アトラクションだけではなく、ジブリ独特のファンタジーな世界を楽しめる場所になりそうだ。また、映画に出てくるような沢山の花と木々に囲まれた日本家屋の周りを散策出来るだろう。
愛知万博に登場した「サツキとメイの家」は現在も存続している。
「サツキとメイの家」は「ジブリパーク」内に残される予定で、入場者は箪笥や食器棚を開けたり、家の中を探検することが出来るだろう。
今回のニュースは日本中が歓喜し、SNS上でも話題となった。米国のTwitterユーザーも、「スタジオジブリのテーマパークの話を聞いて、泣きそうになった。」とコメントしている。
日本には「ジブリパーク」だけではなく、東京のジブリ美術館やアカデミー賞を受賞した「千と千尋の神隠し」の舞台になったとされる京都の温泉宿も存在する。
「ジブリパーク」は、東京オリンピックが開催される2020年オープンを目指す。
(SOURCE:Newsweek by Mimi)