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アメリカ
福岡で人気のラーメンチェーン「満一」、LAリトルトーキョーに米本土1号店
≪地元メディアの反応≫
100年以上もの間、日系アメリカ人コミュニティーとして生き残ってきたロサンゼルスのリトルトーキョーは、昔からラーメン店が多い場所だった。
最も有名な老舗「大黒屋」にはいつも長蛇の列ができている。長時間待つことができないなら同じ1丁目の数軒先に最近仮オープンしたばかりの「ラーメン満一(RAMEN MANICHI)」がおススメだ。
出店したのは九州の福岡県久留米市で、1953年創業のラーメン店チェーン「株式会社満一」。創業時は餃子屋台から始まったが、その後ラーメンにも手を拡げ、現在では九州を中心に日本各地に14店舗を、海外進出には「満一」と「威風堂々」のブランドでハワイに3店舗を営業している。リトルトーキョー店は米国本土進出の第1号店だ。
「ラーメン満一(RAMEN MANICHI)」は赤と黒を基調とした洗練された内装に日本の店や創業者の写真が飾られている。10席のカウンターの向こうにはスープ用の大鍋、麺をゆでる熱湯の大鍋が置かれ、「満一」用に九州で作られた特注品の赤いラーメン丼が控えている。
「満一」で供するのは養豚業で知られる久留米市でレシピを完成した濃厚な豚骨スープが売り物の「豚骨ラーメン」だ。店内で20時間もの間ぐつぐつと煮込んで出来上がるスープに負けないよう、博多ラーメンより太くて噛みごたえがある麺を合わせている。もちろん創業以来の餃子も健在だ。
「ラーメン満一」は2月14日に正式にオープンする。ラーメン中毒の恋人がいる人には何よりのバレンタインデーになることだろう。今のところ飲み物はソフトドリンクのみだが、申請中の酒類取扱いライセンスが発行され次第、酒類も飲めるようになる。
「満一」では、ラーメンが日本でさっと食べられるランチとして「Salarymen(サラリーマン)」の人気を得ているように、アメリカでも「30分のビジネスランチ」を求める勤労者をターゲットに店舗数を増やしていきたいとしている。3月末までにはトーランス(Torrance)市に第2号店がオープンする予定だ。
(SOURCE:LA Times「trans by shimamori 」)