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ユニクロ米国店舗展開とeコマース立ち上げ好調


 ≪地元メディアの反応≫
ユニクロは、昨年からのアメリカでの4店舗出店に続くウェブサイトを立ち上げ、消費者は店舗のトレンディなアパレル商品を購入することができる。そして実店舗の積極的な拡大計画よりも優先されている。同社は2020年まで毎年、北米で20から30以上の店舗をオープンする予定で、100億ドルの売上高を目指している。

アメリカ ニュースメディア
ユニクロは、ファストファッションの小売業者として知られているが、それはつまりランウェイの最新ファッションスタイルを取り入れ、迅速に店頭へ並べ、できるだけ早く市場に投入する為にすべての独自商品の開発製造を探求しているからである。スペインのファストファッションアパレル小売事業者のZara は、米国のeコマースを昨年立ち上げ、スウェーデンのライバルH&Mは米国でもオンラインで販売する予定だが、遅れて来年夏の立ち上げとなる。Zara はインディテックスグループの一部で、インターネット小売業者のトップ400のうちヨーロッパで141位、H&Mは67位である。

ユニクロアメリカのCEO小竹伸氏は、「ECショップを展開することは私たちの服装製品がアメリカ各地で存在することを意味し、そして私たちが世界一の小売業者に達する長期発展戦略として大切な段取りである。」と述べた。

ユニクロはその親会社のファーストリテイリングにとって最大の持株会社である。ユニクロのほかに、ファーストリテイリングはヘルムートラングとセオリーを含むいくつかの服装ブランドを経営している。2012年度に、ファーストリテイリングの収益は9,280億円、約116億米ドルに達しており、そのうち、ファーストリテイリングの2012年世界販売収益は、ユニクロが96.6億米ドルに達し、約83%を占めている。日本とアメリカを除き、ユニクロは中国・韓国・台湾・イギリスでECサイトをオープンし、日本・イギリス・フランス・ロシア・中国・韓国・香港・台湾・シンガポール・マレーシア・タイ・フィリピンで店舗をオープンした。今、ユニクロはアメリカに5店舗あり、そのうち1店舗はここ一カ月以内にサンフランシスコでオープンした新店である。

ユニクロは、アメリカの通販サイトでメンズ、レディース、子供服を販売し、また、店舗よりも幅広いサイズ展開を提供し販売する。例えば、レディスレギンスのサイズは通販サイトではXXSからXXLまであるが、店舗ではXSからXLまでのサイズ展開となる。100ドル以上の注文で送料が無料となる。注文は月曜日から金曜日までの5営業日の対応。100ドル未満の標準の注文の送料は7ドルである。翌日指定配達は22ドルである。ユニクロのシコーカスにある物流センターから近いニュージャージー州の消費者は7ドルを支払うと翌日配達のサービスを利用できる。オンラインで商品購入し、ユニクロ店舗に返品することも可能。

Razorfish社とDigitas社がユニクロのサプライヤーであり、両社もデジタルマーケティングサービスを提供しており、米国での通販サイトのデザインなども行っている。ある担当者によると、ユニクロのウェブサイトコンテンツ展開のために、Razorfish社が通販サイトを更新運営するそうだ。(internet RETAILER)


			
		

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