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セブンイレブンが「オムニチャネル」構築を目指す


≪地元メディアの反応≫
株式会社セブン&アイ・ホールディングス(以下:セブン&アイ)の代表取締役社長鈴木敏文氏は「セブンイレブン」を世界最大のコンビニエンスストアチェーンに成長させた。

 

そして新たなチャレンジとして実店舗とオンラインショッピングの統合「オムニチャネル」を目指しているという。また、アメリカ市場でも「オムニチャネル」を導入していきたいと考えているようだ。

 
アメリカ 海外進出

 

セブン&アイは、コンビニエンスストア、量販店、デパート、スーパーマーケット、食品、金融およびITサービスなど幅広い事業を展開するグループ会社である。また、アメリカのサウスランド社とライセンス契約を結び1974年に日本で「セブンイレブン」第1号店をオープンしたのは同社社長の鈴木氏であった。

 

鈴木氏のビジョンとしてセブン&アイのデパートやスーパーマーケット、また他社のオンラインショップで注文を受け、日本中にあるセブンイレブンはほとんどが24時間営業であるため、お客様の都合に合わせて商品を店舗で受け取っていただけるというシステムを構築していくことを目指している。

 

そこで鈴木氏は、日本でどのようにシステムを構築することが出来るかを模索するため、グループ会社から約50人をアメリカへ派遣。実現へ向け動き出し、大手オンラインショップと協議中であることも明かしている。残念ながらAmazonからのアプローチはないが、その他多くの企業がパートナーになりたいと名乗りを上げているとのこと。実はAmazonはファミリーマート、そしてローソンと商品受け取りサービスの提携をしている。

 

鈴木氏は現在81歳、改革に意欲的に取り組み、会社をリードしている。お弁当の販売、24時間営業のATM、公共料金などの支払いサービスを初めて開始したと言われている。世界中16ヶ国約52,000店舗展開をしており、2012年の総売上は848億ドル(約9兆円)に上る。

 

鈴木氏指揮のもと、まずは日本を「買い物がしやすい国」にするべくセブン&アイがどのように革命を起こしていくのか注目していきたい。(CSPnet.com)


			
		

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