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富士ゼロックスがCSR活動を強化、環境に優しいビジネス展開を目指す


≪地元メディアの反応≫
富士ゼロックス株式会社(以下:富士ゼロックス)は持続的な成長が継続出来るよう2007年に改革を行い、CSR活動(企業の社会的責任)に注力するようになったという。現在多くの企業が環境保全に努めており、地球規模の気候変動の脅威に懸念を持っている。その中でも特に富士ゼロックスは活動の幅を広げている。
タイ 海外進出
富士ゼロックスのAmanda Keogh氏は「我々の目標は、持続可能な会社になることであり、ビジネスのことだけを考えているのではない。そこで、目標達成するため、製造、顧客、スタッフ、取引先や地域社会に焦点を当て、今までとは大きく視点を変えて事業活動に取り組む。製造業においては、廃棄物ゼロを可能とするため生産工程からCO2を削減出来る工場の開発を計画している。」と説明。

事業活動においての最優先事項は顧客満足度を上げることである。それに伴いお客様のご要望に合わせて製品開発することを重視し、その鍵を握る従業員のための研修プログラムを実施している。

2012年度には「使用済製品」の99.5%リサイクルに成功。日本と海外での事業所において「廃棄ゼロ」を達成。また、タイのチョンブリ県にある製造工場では、廃棄物を管理するプログラムを導入し「廃棄ゼロ」に取り組んでいる。2013年度の報告書では99.9%リサイクル達成と記録されている。また、2011年にタイで発生した大規模な洪水において、富士ゼロックスはタイNGOと協力し、河川流域在住の家庭だけでなく、寺院や小学校でも支援活動を行うなど積極的な活動を続けている。富士ゼロックスは「環境に配慮したビジネスを展開し、社会と富士ゼロックス両方が持続的な成長が可能となるよう、これからも尽力する。」と述べた。富士ゼロックスのCSR活動により、環境問題をはじめとした社会貢献活動をする企業が増加することを期待したい。(The Nation)


			
		

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