タイ

日本大手ソーラー電力会社がタイでエネルギー事業拡大のため合併会社設立


≪地元メディアの反応≫

日本大手太陽光電力会社のyh株式会社(ヨコハマホールディングス)は、タイ支社の事業拡大の為、タイ大手不動産仲介会社Century 21の主要株主であるキチサック・ジャンパシップ‐フォンと合併会社を設立した。

  【865】タイ‐大手太陽光エネルギー会社

ヨコハマホールディングス代表取締役松田 貴道氏は、タイ政府がいま家庭での消費電力やその他の消費電力削減に向けてグリーンキャンペーンを実施していることについて、屋根に設置する太陽光発電や、太陽光電力を使った農業を普及させるチャンスだと明言している。

 

ヨコハマホールディングスは太陽光発電を導入して8年以上経ち、現在日本において年間1,000世帯以上に太陽光発電システムの設置を行なっている。

 

また、大手電気製品メーカー東芝や日立と緊密なビジネス関係を持っており、過去23年間の日本国内の太陽光発電製品販売の売上高は毎年トップ20に入る程だ。

 

タイでの事業については、タイ・プラチンブリにあるトヨタのショールームで74キロワットの容量を持つ太陽光電力システムを導入・設置した。そしてブリの郊外カビンにに位置する現在建設中のトヨタショールームの屋上にソーラーパネルを設置中だ。

 

加えて、ヨコハマホールディングスはその他にもいくつものプロジェクトを抱えている。直近ではアユタヤ地区のロジャナ工業団地に進出している日系多国籍企業への設置を控えている。

 

また、同社はバイオマスや消費電力の代替となる発電所の建設について日本の優良企業のいくつかに協力を呼び掛けている。

 

さらに、将来家庭の太陽光発電の導入をCentury21と協力し拡大していきたいと言う。

 

そして、3年以内にはヨコハマホールディングスエネルギー(タイ)が、タイ証券取引所に上場することを目標としていると松田氏は表明した。

 

ヨコハマホールディングスは合併会社の70%を所有し、キチサック・ジャンパシップ‐フォンはその残りを所有することになる。登記資本金は年内に1000万バーツから1億バーツに上げられる予定だ。

 

キチサックは自己資金で会社を立ち上げ、今ではタイの不動産事業をリードしてきた優良会社となり、さらにはビジネスパートナーとエネルギーの代替を提供することにより、エネルギーを節約するための事業を始めることになった、と語った。

 

そして、今回のエネルギー事業拡大は、マンション建設やホテル、リゾート地開発等、必ず不動産業に良い結果を生み出すことになるだろうと、述べていた。

 

単なるエネルギー事業の発展に留まらず、将来のタイ国全体の成長に期待できそうだ。

SOURCEViet Nam Newstrans by Uki 」)


			
		

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