タイ

日本の大手投資企業、タイ本格参入に備え、アシスタント研究員を雇用か


 ≪地元メディアの反応≫
ベトナムにも拠点を置くサイバーエージェント・ベンチャーズ(CyberAgent Ventures)は、日本のサイバーエージェントグループのベンチャーキャピタル部門である。同社は、現在タイにおけるインターネットやモバイル通信業界の研究目的で、パートタイム従業員の求人をかけている。求人の詳細には、研究だけでなく、場合に応じて、タイ語-英語またはタイ語-ベトナム語の翻訳が必要、と記載がある。また、パフォーマンスに応じて、フルタイムのポジションに就くこともできる。
タイ 海外進出

ここ4、5年間、彼らは積極的にインターネットやモバイル分野(特にeコマース、デジタルメディア、オンラインゲーム、オンラインモバイルゲーム、オンライン広告、モバイルコンテンツの領域など。)における新たな投資機会を求めている。

E27編集者ヨアシュが、サイバーエージェント・ベンチャーズ海外投資担当者の北川伸明氏にインタビューし、彼の投資観点を聞いた。北川氏によると、同社はタイ市場に興味を持っている。しかし、シンガポールなどの国はまだ市場規模が基準を満たしていなかった為、同社の投資の焦点になっていないとのこと。

昨年私たちE27チームがEchelon Igniteイベントを開催しに行った時もタイには興味を抱いた。この求人やインタビューからも分かるが、これまで積極的にベトナム、日本、中国、インドネシア、台湾、韓国に投資してきているサイバーエージェント・ベンチャーズの本格的なタイ市場参入はもうすぐそこにあるようだ。(e27)


			
		

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