≪地元メディアの反応≫
東京海上ホールディングスは海外の経済成長を見込み、タイでの生命保険事業にむけ視察を行なった。
現在タイの経済成長は低迷傾向にあるが、東京海上ホールディングスは、ASEAN経済共同体効果により保険業界の成長の見込みがあると見ているようだ。
その為、近隣諸国との国境を越えた保険事業拡大に向け、タイを拠点に置くことを予定している。
社長兼最高経営責任者 永野 毅氏は7月30日(木)にタイとミャンマーの事業展開にむけ、タイへ視察訪問した。 タイは国内総生産、消費、投資、輸出における成長減速傾向を目の当たりにしたが、永野によると、長期的に見れば成長見込みはあるという。
そして、東京海上ホールディングスは、Asean成長の為にも、タイでの生命保険および損害保険事業における合併と買収について今後も検討し続けるとのこと。「タイの中所得者層が増加傾向にある為、保険事業については需要が高まるはずだ。従って、タイに投資する企業も増えている。タイは今高齢化社会になりつつあるので、東京海上ホールディングスは高齢者の人々のニーズを満たすような保険プログラムを支援していきたい」と語る。
加えて「日本は現在高齢化社会であるが、保険業については成長しきっている。だからこそ、これから成長していく見込みのある市場へ進出することを重要と考えている。」と説明した。
現在東京海上ホールディングスは、国内外で提供している損害保険が全体利益の35%を占める。そして、その内12%はAseanに貢献しているが、中期経営計画では2017年末までに20%に到達することを目標としている。
Aseanのインフラ投資の中心地となっているタイを保険業の流れを作る中心地と見込んでいるようだ。
(SOURCE:Viet Nam News「trans by Uki 」)