タイ

北海道の企業がタイと関係強化へ


タイ 海外進出

 ≪地元メディアの反応≫
北海道の食品関連や農業関連産業の企業は、二国間の貿易拡大を目的として、タイの研究を進めている。

北海道国際ビジネス協会の児玉俊洋氏は、タイは日本企業にとって常に良好な投資環境であり、日本人が滞在しやすい場所であると考えられている。
先日バンコクで行われた北海道ナイトイベントに関しても、生鮮食品、食品加工や銀行など、参加した27の北海道の企業が日本貿易振興機構(ジェトロ)による
引き合い案件によって訪れていた、と述べた。

中日両国間の南シナ海の紛争が悪化する場合、日本企業は安全なタイに流入してくるのではないかとささやかれているが、児玉氏によれば、紛争が発生する以前より北海道は、既にタイに注目していたとのことだ。

北海道では、農産物、海産物、牛乳、日本酒、赤ワインの評判が良く、2010年の貿易データによると、北海道からタイへの輸出額は147億ドル(56.2億バーツ)に達している。それでも他県に比べると、北海道のタイへの輸出量はまだまだ低いが、将来的に成長していく可能性は無限にあると児玉氏は述べている。

北海道がタイへ最も輸出しているものは鋼と水産製品で、特に北海道の海産物はタイから一定の関心を集めており、サーモンやホタテガイなどが人気がある。

ジェトロ北海道の相馬美紀子氏によれば、レストラン経営者らもバンコクに札幌/北海道料理レストランをオープンする事に対して、大変興味を持っているとのことだ。

バンコクで生活をしている日本人の子供も増加しており、これによって、バンコクでの日本人学校も急増している。

今年、タイ航空国際航空は、バンコクから北海道新千歳空港までの直通便を増やした。北海道はタイからの観光者にとって、年中楽しめるアウトドアレジャーで大人気の観光地である。2010年、タイから北海道への輸出は117億に達している。
(Bangkok Post)


			
		

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