シンガポール

日本のガス会社が独自の技術でシンガポールに参入


≪地元メディアの反応≫
現在、日本国内のエネルギー資源が不足している。だからこそ、エネルギーを合理的かつ効率的に使用しようと日本の企業は様々な方法を試みている。しかし、今後大きな利益を得るためには海外市場への参入が必至である。
シンガポール ニュースメディア
日本の国内市場が飽和状態になることを懸念し、大阪ガス株式会社は、海外のガス販売事業を展開するため準備を進めている。その第1歩として急速な経済成長をとげるシンガポールへ参入、収益強化を図る。そして、日本が蓄積してきた技術で、シンガポールが非常に関心を持っている「省エネルギー」に取り組む。事業を拡大するための戦略として、2020年までに350億円を投資する計画である。

大阪ガスは8月に、産業用天然ガスの販売をシンガポールで開始。同社は約30億円を投資し、シンガポールのシティガス社と共同で新会社を設立し、大阪ガスは49%の株式を取得。シンガポールは深刻なエネルギー問題を抱えており、環境に対する企業の関心も非常に高い。大阪ガスの強みは、コスト削減のための独自技術を持っていること、そしてそれを効率的に使用できることである。

シンガポール市場では、産業用天然ガスを使用している企業は100社未満であるのに対し、販売している企業はシティガス社を含め、3社である。大阪ガスと共に、シティガス社は、30事業展開し、売上高を約800億円、供給量を1億㎥に倍増を目標としている。将来的に大阪ガス会社は、タイ市場への参入も計画しており、まずはシンガポールで成功を収めることが、最大の使命と言えるだろう。(日本新华侨报网)


			
		

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