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鉄板焼きの「うかい亭」台湾で2016年完成予定の新ホテルに海外初出店


≪地元メディアの反応≫

日本でも名高い鉄板焼きの「うかい亭」や日本料理の「とうふ屋うかい」を展開する、株式会社うかい(本社:東京都八王子市)は、201612月台湾高雄市に海外1号店を出店することが決まった。

 台湾 海外進出

 

大手ホテルチェーン「FIH リージェント・グループ」が2016年の開業を予定して現在建設中の「シルクプレイス高雄」内でメインレストランとして海外第1号店をオープンする。日本で唯一7年連続ミシュランの星を獲得している「うかい亭」は、高雄地区では初めてのミシュラン星レストランとなり、リージェント・グループにとっても「リージェント・ベルリン」に次いで2店目のミシュラン星レストランとなる。

 

ホテルの建設予定地は、高雄市政府が推進する126haのウォーターフロント再開発地区の一角で、巨大な国際会議場や音楽ホール、ショッピングモールなど、来訪客の飛躍的増加が期待される地域にあり、鉄道の高雄駅や高雄国際空港とのアクセスも良い。ホテル内のレストランの面積は2階と3階を使用する約400坪で、「うかい亭」としてはステーキと鉄板焼の両方を同一店舗で提供する初のレストランとなりそうだ。

 

「うかい亭」の出店は、「シルクプレイス高雄」のレストラン運営にコンサルティングも含めて協力する業務提携の形で実現したが、リージェント・グループと「うかい亭」の協力関係は、昨年2月リージェント台北が主催した「うかい亭フェア」に遡り、その際すでにリージェント・グループ側が「シルクプレイス高雄」のメイン・ダイニングとして出店を要請している。以来、両者間で実現に向けた交渉を進めてきた。

 

「うかい亭」側は「熱烈なお誘いがあった。東日本大震災の際には台湾の方々から多くの義援金をいただき、当社の本拠地である東京都八王子市は、台湾高雄市と友好都市の関係にある。現時点では、レストランのコンセプトや店名、業務提携の具体的な内容は未定だが、日本の「うかい亭」と同様の現地の美食家を唸らせる本格的なディナー・レストランを目指す」と意欲的で、すでに採用予定の現地シェフチームを日本に呼び寄せ、1年間の予定で研修を始めており、開業後半年間は日本から代表者と厨房チームも赴任して新レストランの運営を監督する予定でいる。

 

 高雄市の和食ファンも正統的な高級日本料理がいつでも楽しめるようになることを歓迎している。「うかい亭フェア」で日本風の鉄板焼きブームに火を付けただけでなく、炭火焼ステーキ、繊細な豆腐料理など、日本料理の伝統に西洋料理との融合が両立した個性的な料理で、強烈な印象を与えた。「うかい亭」は、新ホテルにとっての大きな強みとなるだろう。

 

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