その他

日立造船がドバイのカンバーランドグループを買収、海水電解装置の分野で世界トップを目指す


≪地元メディアの反応≫
日本の大手企業、日立造船株式会社はカンバーランドグループの株式を取得したことを発表した。

ドバイ 進出

カンバーランド社は電気防食と電極製造の技術をベースに、海水電解装置、塩水電解装置およびエンジニアリングサービスをヨーロッパや中東を中心に展開しており、特に海水電解装置は、海水を冷却水とするプラント(発電所、海水淡水化設備、LNG気化装置、石油化学プラント等)で顧客から高い評価を受けている。

 
大型海水電解装置を得意とする日立造船株式会社が中小型海水電解装置を手掛けるカンバーランド社へ資産構成と強い財源を提供することによって、同分野において世界トップクラスの実績を確立する事となるだろう。

 

なお、カンバーランド社は日立造船株式会社が中東企業を買収する際にヨーロッパや中東・北アフリカ地域へ直接交渉できる環境を提供すると声明を発表した。

 

最高責任者のアリスター・マンローは「日立造船株式会社との合併は非常に喜ばしい事だと思っている。電力や水処理技術、排水処理や石油化学、石油・ガスに優れた相乗効果を与え、海洋産業に革新的でエネルギー効率の高い電気塩素化サービス提供の加速に役立つ事となる。」と語った。

 

日立造船株式会社は「カンバーランド社は最先端のエレクトロ塩素化技術では急速に成長し、グローバルパワーがある。石油・ガス産業における業界のリーダーとしての地位を確立して、グローバルなセクターを調査が出来ると信じていきたい。私達は国際市場に自社の製品やサービスを提供するための最高のパートナーと出会えた。」付け加えた。

 

買収額は明らかにされていないが、両社の発展の為に友好的な合併と考えていいだろう。

 

SOURCETrak.intrans by Chinatsu」)


			
		

特集記事

nophoto
nophoto
nophoto