マレーシア

ハローキティ、マレーシア観光の目玉に


マレーシア ニュースメディア
写真:キティちゃんコーヒーカップで楽しそうに遊ぶ各国の観光客
 ≪地元メディアの反応≫
ハローキティ、ボブとはたらくブーブーズ、バーニー&フレンズ、きかんしゃトーマスとなかまたち、ピングー、アンジェリーナはバレリーナといった世界各国のさまざまな人気キャラクター達。これらのキャラクター達に出会える場所があるとすれば、子供達にとってこれ以上のパラダイスはないだろう。

マレーシアの「Puteri Harbour Family Theme Park」に、11月にオープンしたばかりのテーマパーク「RM115mil」では、キャラクター達が子供達を出迎え、様々なアトラクションやキャラクターによるライブパフォーマンスが楽しめる。

しかも目玉は、日本国外では初となるサンリオ・ハローキティタウンの併設だ。

来場客は、サンリオのキャラクター達と一緒に写真撮影が出来るほか、施設内のショップでキャラクターグッズを手に取り、夢のような時間を過ごす。

世界中の女性を魅了するハローキティの日本国外初のテーマパークが建設されたという、このマレーシアにとって誇るべきニュースは、各国の若い女性向け雑誌「セブンティーン」のマレーシア版のウェブサイトでも取り上げられている。キャラクターをあしらったマニキュアやアクセサリー作りが体験できる事も若い女性にとって大きな魅力だ。

既にハローキティランドを訪れた現地の人々のブログなどでも、マレーシアに住んでいて良かった、誇りに思う、閉園間際まで家族で楽しんだ、また絶対行きたい、といったポジティブな書き込みが見られるなど、評判は上々である。マレーシア政府観光局のHoo Seong Chang氏は、サンリオ・ハローキティタウンと9月16日にオープンしたばかりでこちらもアジア初となるLEGOランド・マレーシアによって、多くの観光客がマレーシアを訪れるようになると期待を膨らませる。

Hoo氏は、「LEGOランドは国内外から毎日約10,000人の来場者がある。サンリオ・ハローキティタウンのオープンによって、観光客数は更に伸びると見込んでいる。
今後数年間で、マレーシア・ジョホール州の各地に少なくとも10カ所のテーマパークを建設予定だ。」と述べ、国内でのテーマパーク建設に意欲満々だ。

また同氏は「現状の観光客の多くはシンガポール、インドネシア、タイからの訪問だが、将来的には、中国、インド、オーストラリア、ブルネイ及び中東諸国からのツアーグループをターゲットとしたい。」と述べている。

マレーシアのLEGOランドは多くの家族連れや若者達を惹きつけているが、多くの観光客はLEGOランドのみが目的の日帰り客であるのが現状だ。

これまでマレーシアは隣国であり、多くの観光名所を持つシンガポールに観光客数で匹敵することができなかった。
テーマパークの開設はマレーシアにとって、シンガポールに対向する競争力をつけることとなる。
果たしてキティーちゃん効果でマレーシアはマーライオンに太刀打つことができるのか、今後多いに期待したいところだ。(the star online)


			
		

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