マレーシア

ASEANと日本は未来に向けての関係を築くべきである


マレーシア ニュースメディア

 ≪地元メディアの反応≫
マレーシア副総理Tan Sri Muhyiddin Yassin氏は、ASEANと日本は、21世紀に向けて関係を築くべきと強調した。

ASEAN諸国とは、昔は日本が一番の経済関係国であったが、今は中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドにも拡張している。しかし、自由貿易協定(FTAs)のネットワークを、経済協力(RCEP)のもとで広範囲に再築する提案がある為、この国々もまた変化するかもしれない、と副総理は述べた。

副総理は、第38回ASEAN日本ビジネス会議のある基調演説で「すべての発展が現状に影響する。現在の双方関係には満足しているが、今はその関係を強化するために新しい手段を探さなければならない。」と述べた。

Muhyiddin氏は日-ASEAN関係を強化するために、以下4つの領域において模索しなければならないことを提案した。

まず、第一に、ASEAN諸国のグリーン技術、環境技術、バイオテクノロジーや情報通信技術などの高付加価値の分野で日本からの投資を促進する。

第二に、貿易と投資の量を2倍にし、日-ASEANの投資とサービス協定の調印を締結するために、措置を取る。

第三に、日-ASEANの接続性を向上させる。

第四に、日本の中小企業(SME)の中で、より大きいASEANの意識形成を図る。

また、Muhyiddin氏は、ASEAN経済共同体(AEC)について、東南アジア諸国連合の経済共同体計画実施を2015年まで延長すべきではないと考えている。
(New Straits Times)


			
		

特集記事

nophoto
nophoto
nophoto