マレーシア

日本中小企業4社、マレーシア投資へ


日本中小企業4社のマレーシアグリーンエネルギー、農業と製造業への投資計画がマレーシアの通商産業大臣、ムスタファー・ムハンマド氏によって発表された。今回のビジネスプロポーザルは1年間で完了する予定。

ムスタファー氏によると、この4社はマレーシアへの投資を決定し、その中の一部はすでに土地を購入し、経営に取り掛かっているとのことだ。

「今回の投資は、私たちの国に大きな意味を与える。雇用機会を提供すると同時に、マレーシアは多国籍企業や大手企業だけではなく、中小企業も引き寄せられているということを証明できるようになった。」とムスタファー氏が述べた。

ムスタファー氏は、マレーシアは引き続き日本投資者を引き寄せようとすることを表明し、マレーシア投資開発庁と共に、「新しい次元(A New Dimension)」をテーマとする「東方政策(Look East Policy)」コンファレンスの開催を発表し、「今回のフォーラムをきっかけとして、この30年間マレーシアと日本両国企業の間の貿易往来を評価できると良い。」と伝えた。

マレーシア ニュースメディア

また、マレーシアの高学歴者をサポートし続けたパナソニックの奨学金制度「パナソニック スカラシップ」においても「パナソニックがアピールしたマレーシアへの信頼は、マレーシアの人々へのコミットメントを示すだけではなく、クダ(Kulim)の太陽光発電システムへの4.6億リンギット(約120億円)の投資においても証明された。また、今回の投資は3,500人に就職のチャンスを提供することが可能。」と、ムスタファー氏によって高く評価された。

今年のパナソニック・スカラシップを授与された2人の学生は、横浜国立大学と東北大学の3年制修士課程に進学する予定。
過去14年間、45人のマレーシア学生が選出され、パナソニック・スカラシップを授与されている。第1回目から11回目の学生はすでに学業を修了し、修士学位を修めた。

パナソニック・スカラシップの河野一浩氏は、「責任感のある事業体として、パナソニックはこの教育基金に貢献し続け、各国間の相互理解を促進することは当然だ。」と述べた。(FMTnews)


			
		

特集記事

nophoto
nophoto
nophoto