インドネシア

スクウェア・エニックスが人気ゲームをインドネシアでリリース


≪地元メディアの反応≫
今年6月、株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス(以下:スクウェア・エニックス)は五反田電子商事株式会社とのネットワークゲーム開発を目的とした合弁会社をインドネシアに設立。そして今回、インドネシア開発会社のAgate Studioとの共同開発により、オンライン戦略ゲーム「戦国IXA」をリリースした。インドネシアのゲーマー、開発者、およびメディアから大きな注目を浴びている。これは、インドネシアのゲーム業界発展の第一歩となるかもしれない。スクウェア・エニックスとの提携の実現は、インドネシアのゲーム業界が大きな可能性を秘めた市場であることを示すことが出来たのではないだろうか。
インドネシア 海外進出
今回インドネシアでリリースされた「戦国IXA」は日本で人気を博しているゲームだ。このゲームで描かれているのは日本の戦国時代。日本国内だけでも110万人以上にプレイされているということが今回インドネシアでリリースとなった要因の一つだろう。「戦国IXA」はもともと日本市場向けに開発されたものであるため、インドネシア向けにローカライズする必要があった。そこでAgate Studioは日本語から現地Bahasa語(マレー語の方言)への翻訳に10人の人材を投入した。

Agate Studioは今後もスクウェア・エニックスと協力していきたいとの考えを示しており、詳細は明かされていないが、すでに次の共同開発に向けての計画も立てているようである。また、Agate CEOのArief Widhiyasa氏は、近い将来インドネシア市場が急速な発展を遂げると信じ、今後もビジネスパートナーを探していくとのこと。今回インドネシアのゲーム開発会社としては初のゲーム業界大手のスクウェア・エニックスとの協力は実に驚くべきことであり、インドネシア市場に多大な影響を与えたことは間違いないだろう。日本で人気のゲームがインドネシアでどのような評価を得るのか非常に興味が沸くところだ。(Tech in Asia)


			
		

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