インドネシア

インドネシア市場をめぐる、台湾企業と日本企業の熱い戦い


≪地元メディアの反応≫
中国本土市場における人手不足と賃金高騰の問題を解決すべく、日本企業は既に他国での工場設立を計画し、コスト削減を狙っている。その中でも、インドネシア地域は世界情勢の影響がほとんどない新興市場の一つであるといえ、日本だけでなく、台湾の工業機械企業も投資へ力を入れている。台湾の工業機械企業がインドネシアの展示会へ参加しており、台湾の出展メーカー数は約100社と、過去最大規模となり、話題に上がった事も記憶に新しい。

インドネシア ニュースメディア
今回行われた、インドネシアでの展示会では、工業機械全般を紹介している。展示会からも分かるように、急成長中のインドネシア市場は多数のグローバルの投資家を迎え、32,000㎡のジャカルタ国際展示場開放以外にも、一時的に6,000㎡強の臨時展示場も公開し、出展企業は2,500を超えた。このうち、台湾メーカーは約180の企業が出展している。これほど規模が大きい展示会は今までに例を見ないと関係者は驚いた表情で語っていた。

台湾はハイエンド技術を武器にインドネシア市場に参入して成功を収め、他国製品に比べ、台湾の工業機械は、低価格・高性能であり、日本企業を超えつつある。インドネシアへ投資をする中で、日本企業は、いままでのような伝統的な製造方法から打開し、情勢の変化や円高など踏まえた現実的な製造方法にシフトすべきだ。台湾の2012年の工業機械全般の年間輸出量は2011年に比べて減少はしたものの、インドネシアへの輸出は成長しており、インドネシア市場は台湾の工業機械輸出国の第5位となっている。(栄格工業資源網)


			
		

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