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インドネシア
三菱電機がジャカルタに子会社新設、成長市場でのシェア獲得なるか
≪地元メディアの反応≫
日本に拠点を置く三菱電機株式会社(以下:三菱電機)はインドネシア市場シェア獲得に向け子会社となる「三菱電機インドネシア」の設立を発表。三菱インドネシアは今後数年間で600億ルピア(約5億3,000万円)を投資、年間1兆ルピア(約90億円)の売上を目指すという。
600億ルピアの投資で、まずジャカルタ事業所の機能強化を図る、そして三菱ブランドの知名度を上げていくことに注力する。その後、北スマトラ州のスラバヤ、東ジャワ州のメダンなどの大都市に支店を開設する予定とのこと。
三菱電機インドネシア社長寺田健志氏は「今回の設立により海外売上比率を40%に引き上げ、2015年度には230億円の売上げを目標とする。現在の海外売上比率は34%、売上高は100億円である。そして、三菱電機インドネシアは数年後には1兆ルピア(約90億円)の収益をあげ、インドネシアでの市場シェアを3倍~5倍に増加させる。」と説明。
インドネシア中流階級の収入増加により家庭用やオフィス用設備などに投資する人が増加、インドネシアではエアコン製品を重点的に拡販していく。インドネシアは三菱電機にとって非常に有望な市場であり、近い将来トップシェア獲得が期待される。
今後も変わらずインドネシアは「大きな可能性を秘めた国」であり、更なる成長が期待される。ここインドネシアで「三菱ブランド」の需要拡大を目指し、どのような戦略を立てていくのか注目していきたいところだ。(Jakarta Post)