インドネシア

ハイアールが三洋電機を買収しインドネシアでオペレーション開始


三洋電機株式会社を買収した中国ハイアールグループが、インドネシアのジャカルタにてハイアール・セールス・インドネシアのオペレーションを開始した。

ハイアールはインドネシア・日本・マレーシア・フィリピン・ベトナムの、冷蔵庫・洗濯機及び他の電気製品業務を含む三洋電機全ての大型家電営業部を買収している。

ある記者会見で、ハイアール・セールス・インドネシアの板持裕社長は「インドネシアでの三洋の知名度を考えて、当社はここでハイアールと三洋の二種類のブランドを取り扱っていく予定です。ハイアールブランドはミドルとシニアの客層をターゲットに、三洋製品は一般客層をターゲットとしております。」と述べた。

また、マーケティング部長の史志遠氏は、「インドネシアの家電市場は年15%の成長率で広がっており、元三洋インドネシアの2011年の総収益も1億米ドルに達しています。」と述べ、インドネシアはハイアールのアジア太平洋地域市場拡大の大きな役割を果たすとした。
インドネシア ニュースメディア
今回の買収の価値は約1.3億米ドルになるとされており、ハイアールはASEAN区域でNo.3の家電製造業者になることを目標としている。

2011年のハイアールの全世界での総収益は233億米ドルとなり、2010年より12.56%成長している。

 


			
		

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