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台湾のフードレビューサイトiPeen(愛評網)がNECから500万ドルの資金調達に成功


 ≪地元メディアの反応≫
台湾のオンラインフードレビューサイトiPeen(愛評網)は、日本の大手電機メーカーの日本電気株式会社(以下NEC)から500万ドルの資金調達に成功した。
中国 海外進出iPeen(愛評網)は、台湾の新興企業として、レストラン、カフェ、バーのレビューを集め、また会員にクーポンを提供している。一方、NECは、多国籍企業であり、情報技術サービスやIT製品、また政府機関へ通信サービスも提供している。

インサイド社によると、iPeen(愛評網)は現在200,000以上のビジネスリスティングを持っており、毎月1億人以上のページビューを持っている。iPeen(愛評網)のモバイルアプリは400,000回以上ダウンロードされており、会員登録者はこの数を上回る。

NEC のiPeen(愛評網)への資金は、ここ数年間の台湾企業最大の投資額を記録した。この資金により、NECの専門分野や、iPeen(愛評網)との密な提携、またiPeen(愛評網)を通じて集めた大量のデータを有効活用し、ビジネスオーナーはもちろんユーザー両者の真のO2O(オンラインツーオフライン)というビジネスモデルを作る予定とのことだ。

この資金調達以前に、iPeen(愛評網)は日本のサイバーエージェントベンチャーズから2度の資金を受けている。

フードレビュー•ポータルサイトは、最近ベンチャーキャピタリストからの注目を集めている。シンガポールのフードレビューサイト「HungryGoWhere」は、SingTelから1,200万ドルを調達した。タイでは、去年だけで400%以上という驚異的な成長を見せた「Wongnai」というフードレビューサイトも運営されている。11月には、ベトナムのフードレビューポータル「Foody.vn」もサイバーエージェント•ベンチャーズから投資を受けた。

今後もアジアで広がりをみせるであろうオンラインレビューサイトだが、次に注目を集めるのは一体どんなサイトだろうか。(e27)


			
		

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