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味全はカルビーと連携し、台湾スナック企業トップを目指す


 ≪地元メディアの反応≫
味全食品工業股份有限公司(以下:味全)は5年以内に台湾スナックメーカートップを目指し、日本スナックメーカー・カルビー株式会社(以下:カルビー)と連携して合弁会社を設立した。

両社が共同創立した「台北カルビー食品」について、味全が49%、カルビーが51%の株式をそれぞれ保有している。生産開始セレモニーを味全の斗六工場で開催した際、大人気フライドポテトスナック「ジャガビー」を台湾で正式的に生産することを発表して、消費者からの大きな関心を集めた。
中国 海外進出今回生産ラインに10億元を費やし、日本同様の高度自動化生産ラインを再現した。台湾で唯一特許を獲得している真空フライパンシステム(真空、低温、少量の油での生産)を利用して、ポテトの脂っぽさを減らすことができ、ジャガイモ本来の味、新鮮さを出す事に成功している。

味全取締役会会長・魏応充氏は、今後、台北カルビーがブランド管理と生産製造を行い、日本の味とは違う新しい開発に力を注いでおり、発売が待ち望まれる。

現在、台湾スナック市場は60億元あると言われている。そのうちポテト製品市場だけでも30億元の市場規模があり、同社は1~2年中に台湾スナック市場シェアの10%を目指す。その後5年以内に台湾スナック菓子ブランドの頂点に立つと関係者は躍起になっている。(今日新聞網)


			
		

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