ブラジル

日本連合5社がエコビックス・エンジェビックスに資本参加


≪地元メディアの反応≫
三菱重工業株式会社(以下:三菱重工業)をはじめとする日本連合5社がブラジルの大手造船会社Ecovix-Engevix(以下:エコビックス・エンジェビックス)に資本参加することで合意、株式30%を3億500万ドル(約300億円)で取得したと発表。
ブラジル 海外進出
出資する他4社は今治造船グループ(愛媛)、名村造船所(大阪)、大島造船所(長崎)、三菱商事(東京)であり、三菱重工業が約半分の150億円を、残りを4社が負担。そして、現地に特別目的会社「JBミノビックス・インベスチメントス」を設立し経営にも参画するとのこと。

エコビックス・エンジェビックスは2010年にブラジル国営石油公社ペトロブラス社向けにプレソルト層油田から石油を発掘する船体を建造するために設立。また、ラテンアメリカの年金基金FUNCEFと共同でリオグランデ・ド・スル州にある造船所を運営しており、国内最大のドライドッグを持っている。

三菱重工業は今回の資本参加で船舶・海洋構造物における日本の優れた技術や専門知識などを提供し、協力関係を強化していく。そして、著しい成長が期待されるブラジル市場で名声を得ることが狙いのようだ。(eworldship)


			
		

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