≪地元メディアの反応≫
日本式幼稚園がダナンにオープン。1歳から6歳の子供達が入園する。
幼稚園「コハスダナン」は、日本企業JPホールディングスによって30万ドル(約3,200万円)の投資で建設された。200人もの子供が入園し、英語、体育、音楽や日本文化の教育プログラムを受ける。
JPホールディングス社長の荻田和弘氏は、同グループにとって東南アジアやベトナムで初めての幼稚園プロジェクトだと語った。
荻田氏は、幼稚園レベルで質の高い教育を行っていくことで、ダナンとベトナムの社会・経済開発に貢献できるだろうと述べた。
このプロジェクトは、2017年~2019年の間に3段階で展開され、600名の子供に国際基準の教育を提供する場所を用意。
JPホールディングスは質の高い教育への投資に重点を置いており、これまでに220の教育プロジェクトを開発してきた。
2012年~2020年の間、市の外国語教育プログラムに基づき、一部の中学校では日本語が教えられている。
昨年、日本の教育機関Leave a Nestは、セルフウィング社のベトナム法人と協力し、ダナンの中学校向けに科学教育のパイロット版プロジェクトをスタート。
ダナンには160人の日本人投資家と27人の代表者がおり、総投資額は5億ドルだ。
日本のルートイングループは、総投資額1,800万ドルをかけ、ベトナムで初めての沿岸リゾートの開発を進めている。
また、2014年にダナンと日本を結ぶ直行便がスタート。成田-ダナンは週7便、大阪-ダナンは週4便ほど運行。
最近行われた会談では、新任の梅田邦夫駐日大使がダナンに領事事務所を開設し、今後日本と都心部間の観光や交流を促進していく計画が立てられていると発言している。
(Trans by Mai)