アメリカ

Dropmysite、日本GMOクラウドとパートナーシップ契約締結


 ≪地元メディアの反応≫
クラウドベースの電子メールバックアップソフトウェアを提供するDropmysite社と、日本のインターネットサービス業界大手GMOクラウド株式会社(以下:GMOクラウド)が、互いの事業拡大を目的とし業務資本提携を発表した。

GMOクラウドがDropmysiteに対して投資を行い、Dropmysiteが提供するメールバックアップサービス「Dropmyemail Business」(以下:Dropmyemail)を、GMOクラウドが販売する形となる。
アメリカ ニュースメディアGMOクラウドは増加し続けるデータベースをDropmyemailで管理予定だという。データをGMOクラウドのクラウドフォームに移動させると同時に、同社のセキュア•ソケット•レイヤーシステム(SSL)を使用する。今回の件で、より安全で機能が充実した、データ処理能のが早いDropmyemailが、さらに低価格で提供できるようになるだろう。

二社はDropmyemailのためのスマートフォンアプリを共同開発予定である。グローバル化が進む現代では、出張先や外出中にスマートフォンを使って電子メールをチェックすることが一般化してきている。このようなニーズに応えるため、新しくアプリケーションの開発が必要だが、GMOクラウドとDropmyemailの技術・情報を共有すれば、短期間で製品開発が可能であろう。

「GMOクラウドがDropmysiteのような革新的企業とパートナー契約を結べたことは非常に光栄である。我々は、今回の提携を機に、革新的なサービスを提供できると信じている。」とGMOクラウド社長の青山満氏は述べた。
またDropmyemailの創立者であり、最高執行者John Fearon氏は「GMOクラウドと戦略的なパートナーとなれたことを大変嬉しく思う。それと同時に今後のGMOクラウドとの密接的な発展を期待している。」と述べた。

メールのバックアップソリューションのDropmyemailは、多くのクラウド•プラットフォームの中でも最も広く知られており、現在、百万人のユーザーに対し2.5億ものメールを毎日バックアップしている。GMOクラウドは米国Orbitfilesネットワークドライブから基礎を学び、7国に16の子会社を持ち、近年ダラスに新しいオフィスを設立、北米事業の拡大を推進している。

GMOクラウドとの事業拡大を目標とした提携を始めることで、Dropmyemailも日本における発展を強化してゆく。これからの数ヶ月、日本オフィスを成長させるために積極的にスタッフを雇用し始めるという。同社は、販売・顧客サービス・ビジネス開発など多くの部門で人員不足といえる。Dropmyemailは、さらに日本市場を開拓するために、GMOクラウド以外の企業提携も検討しており、ターゲットの会社には、インターネットサービスプロバイダから携帯電話会社など各種大手企業が含まれている。
無料ユーザーから有料ユーザーへの変更率について、Dropmyemailは、企業機密としているが、提携を結んだ企業とより密接な関係を築くための手段として、彼らには提供するだろうと答えた。

今回のような提携の話は日本だけにはとどまらず、全世界で進んでいるという。各国の主要地域で業務を展開することができれば、Dropmyemailはグローバルな製品として全世界で認知・使用されてゆくだろう。

Dropmyemailの最終目標は、全世界においてのシェアを掌握することであり、今回の日本企業との提携は、その壮大な計画への大きな一歩といえる。この目標がいずれ実現すれば、Dropmyemailは大きな功績を残すことになるだろう。(e27)


			
		

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