シンガポール

ソニーミュージックがシンガポールで音楽事業を立上げ、早くも注目の3グループと契約


≪地元メディアの反応≫

ソニーグループの日本における音楽系事業統括会社「Sony Music Entertainment(Japan)Inc.SME:ソニー・ミュージックエンタテインメント)」のアジア太平洋部門「Sony Music Entertainment Asia Pacificソニー・ミュージックエンタテインメント・アジアパシフィック」が521日、シンガポールで初めて正式にソニー・ブランドの音楽事業を立ち上げた。

 

シンガポール 海外進出

 

我が国の音楽産業を発展させ、地元アーティストを世界の音楽マーケットで活躍する国際的スターに育てることを目指している政府の「Singapore Economic Development Board (EDB:シンガポール経済開発庁)」の支援を受けたものだ。

 

EDBThien Kwee Eng副長官は声明で「ソニーの国際的ブランド力、プロフェッショナル・サービス、デジタル配信力は、我が国から世界に向けた音楽を企画し形にする上で大きな力となるだろう」と述べ、ソニーが「アジアの魅力的で生き生きした音楽とライフスタイルをリードするシンガポールの地位をさらに高め、音楽産業の革新と価値創造を推進する」ことに期待している。

 

オーストラリアとニュージーランド地区のCEOAsia Sony Music Entertainment社長のDenis Handlin Am氏は「ソニーミュージックのリーダーシップで全国から才能を発掘したい。シンガポール国内と世界市場の双方をともに見据えて音楽産業の発展を図るシンガポール経済開発庁の識見に敬意を表します」と政府の支援に感謝を述べた。

 

ソニーミュージックはまずローカルグループの「The Sam Willows」、ボーカルデュオ「Trick」(写真右)、そしてアイドル発掘番組「Singapore Idol(シンガポール・アイドル)」の勝者である「Sezairi」(写真左)と契約した。今後も地元アーティストを発掘して、世界の舞台に引き上げていくということだ。

 

ソニーミュージックは、タレント発掘の他にも、我が国の音楽産業にアジア各国の多様な音楽のニーズを調査しマーケティング戦略を提案するコンサルティング・サービスも提供するという。

 

ソニーミュージックが我が国初の世界市場で活躍するアーティストを育てることができるか、まずは契約した3グループの今後の活躍が注目されるところだ。

 

SOURCEChannel NewsAsiatrans by shimamori 」)


			
		

特集記事

nophoto
nophoto
nophoto