ミャンマー

調味料ブランド味の素が、ミャンマー市場に3,500万ドル投資


≪地元メディアの反応≫

調味料ブランド味の素社は、現在の工場(包装)建設が終了後、3,500万ドル(40億円)の追加投資を行うと発表した。

海外進出 ミャンマー

味の素の系列会社であるミャンマー味の素食品社(MAF)は、約16年前、軍事政権時代に事業活動を停止していたが、2016年に人気調味料の製造販売を再開した。

 

追加投資は、原料の一括輸入、調味料の再包装、卸売りのためのものとみられる。

 

今年8月に本格稼働を開始し、ヤンゴンとマンダレーでの販売を開始した。

 

調味料の成分は一括で輸入され、国内で包装されている。

 

ミャンマーの調味料の年間消費量は約52,000トンで、前年度と比較し2%増加しているとのこと。また、ベトナム、インドネシア、タイに続く市場規模であり、ASEAN地域で有望な市場だと推定されている。

 

味の素社のミャンマー初進出は1996年だった。2000年に軍隊が原料の輸入を禁止した後、事業を停止。工場が稼動していなかった時期は、タイから輸入する卸売業者を通じて販売。

 

現在、同社はミャンマーでの販売を直接管理していくことを目指している。

 

また、味の素社は、生産工場を建設する計画を立てており、粉末飲料 “Birdy”の工場も建設する。20184月に販売スタート予定。投資額は約2,200万ドル。

 

Trans by Mai


			
		

特集記事

nophoto
nophoto
nophoto