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マレーシア
三井アウトレットパーク、5月末にクアラルンプール空港で初の海外オープン。東南アジア最大のアウトレットモールに
≪地元メディアの反応≫
Kuala Lumpur International Airport(KLIA:クアラルンプール国際空港)を利用する旅行者はこれから旅行の前後にショッピングモールで買物を楽しめるようになった。日本でチェーン展開されているアウトレット・ショッピングモール「The Mitsui Outlet Park(三井アウトレットパーク)」が5月30日、空港敷地内にオープンするのだ。
三井アウトレットパークは、衣料品から食品まで、ブランド品をアウトレット価格で販売するメーカー・ブランド直営店を集めたアウトレット・ショッピングモールで、現在日本全国11か所で営業している。運営事業者は「Mitsui Fudosan Co.,Ltd.(三井不動産」」と子会社の「Mitsui Fudosan Retail Management Co.,Ltd.(三井不動産商業マネジメント)」。
新ショッピングモール「The Mitsui Outlet Park KLIA Sepang(三井アウトレットパークKLIAセパン)を運営するのは、三井不動産とKLIAを保有する「Malaysia Airport Holdings Bhd(MAHB:マレーシア空港ホールディングス)」の2社が設立した合弁企業「MFMA Development Sdn Bhd」だ。
三井アウトレットパークKLIAセパンには、24,000平方メートルに及ぶ約130店舗のスペースに高級ブランド商品をはじめ、衣料品、アクセサリー、化粧品、香水、菓子類、スポーツ用品、鞄類、日用品雑貨に至るまで様々な商品が揃えられ、レストランも出店するが、5月のオープンはまだモール開発の第一段階で、今後も拡張していくという。
今年7月中に全店舗が揃うが、2018年と2021年にも拡張を続け、最終的には店舗面積44,000平方メートル、総店舗数250店の東南アジア最大規模のアウトレットモールとなる予定だ。
三井アウトレットパークKLIAセパンでは、空港の設備と同様のフライトインフォメーション・ディスプレイ・システムを導入し、旅行者が買物を楽しみながらフライト情報をチェックできるほか、買物前後に搭乗手続きができる自動チェックインサービス、無料の荷物一時保管サービスも提供する。
最近世界の国際空港では空港内を改修して有名シェフのレストランを集めたり、人気店舗を誘致してテーマパーク化し、空港の人気・集客力を高める動きが活発化しているが、本格的なアウトレット・ショッピングモールが併設されるのは例がない。旅行客はもちろん旅行以外の目的で訪れる人々も呼び込む強力な付加価値となるだろう。
(SOURCE:New Straits Times「trans by shimamori 」)