マレーシア

日本通運が国際鉄道輸送サービスを開始


≪地元メディアの反応≫
日本の大手物流会社、日本通運株式会社(以下:日本通運)はマレーシア-タイ間の国際鉄道輸送サービスを開始したと発表。26両編成の列車は主にマレーシアのホンダモーターが製造している自動車部品をクアラルンプールの郊外から1,600km離れたバンコク近郊にあるホンダの工場へ輸送する。
マレーシア 海外進出
日本通運は約200台のトラックで両国間の輸送サービスを行っているが、貨物輸送の需要増加に伴い今回の鉄道輸送サービス導入となった。そして環境負荷の少ない鉄道を利用することで温室効果ガス排出はトラック輸送と比べ削減されるとのこと。

日系企業が両国間の鉄道輸送サービスを行うのは初めてのことであり、2013年7月から試験輸送を実施、安全性を確認後、本格的な実施となった。また、ASEANでは地域の経済活動を活性化させるため1990年代以降は段階的に関税を引き下げており、2018年にはほぼ全ての関税が撤廃される予定であるとのこと。これにより、貿易自由化となり各国の競争が激化することが予想される。

日本通運は自動車部品などの定期運行サービスを中心に行っていき、今後は運行本数を増やしてサービス拡大を目指していくとの事である。(ASIAN REVIEW)


			
		

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