マレーシア

トライステージがマレーシアでの製品販売を開始、現地の反応に注目


≪地元メディアの反応≫
日本で通信販売支援サービスを提供している株式会社トライステージが、事業拡大のためマレーシアに参入するという。2015年までの目標売上高を20億~30億にしたいとのこと。
マレーシア 海外進出
トライステージ海外事業を担当する鈴木雄太郎氏は、「年内の目標売上高を5億円に設定する。今後マレーシアの通信販売事業は大幅に拡大すると予想されている。日本唯一の完全統合支援サービスを提供している我が社はすでにベトナムに進出、東南アジア第2の市場としてマレーシアに参入し、更なる拡大を目指す。しかし、日本でのノウハウが海外市場に適しているとは限らないため、新たな施策が必要であることを認識している。」と述べた。

マレーシアで最初に販売開始をする商品は、日本で人気のある製品「冷却床シート」。まずは日本製品をはじめとして毎月1製品ずつ紹介をしていき、市場の反応を確かめる。日本では毎月100製品を紹介、その約80%の製品が好評であるとのこと。

同社は現在、化粧品、サプリメント、ファッション業界など20社の現地企業と交渉中であることを発表している。今後目標売上高を達成するためマレーシアの大手広告代理店である「ゼニス・メディア・マレーシア」と提携することになるという。ゼニスのCEOジェラルドミランダ氏は、「我々が培ってきた知識をトライステージに提供し、マレーシアで事業拡大出来るようサポートしていきたい。」と万全の協力体制であることを示した。また、現地会社の「Home Shopping Japan Sdn Bhd」を通して決済を行い、西濃運輸の現地法人と連携し、物流、コールセンター、サポートサービスなどを提供していく。

日本でのトライステージのクライアントの大半は栄養補助食品、化粧品、保険、語学研修やキッチン用品などであり、2006年に設立された同社は東京証券取引所マザーズに上場されている。日本で急成長を遂げた同社が東南アジアを視野に入れ動き出した。マレーシア市場で成功を収められるかどうかが大きな鍵となりそうだ。(The Star Online)


			
		

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