マレーシア

日本のアパレルショップがペナン州の新しいモールでも大ヒット


 ≪地元メディアの反応≫
先日、ペナン州にある大型モール「Queensbay Mall」で日本の大手アパレルショップのユニクロがオープンしたところ、多くのファンが詰めかけ大繁盛となった。

以前に「Klang Valley」というモールでユニクロの店舗がオープンした際、北部地域の最初の店舗ということもあり10時30分のオープン時間前から500人以上が列をつくり大混雑したのだが、今回も同じような状況であった。

ユニクロマレーシアストアのオペレーションマネージャーである伊藤友一氏は、その圧倒的な盛況振りに感謝の意を表すため、オープニングの日には数量限定で無料のトートバッグが配布された。
マレーシア ニュースメディア
ユニクロに訪れると、まるでテーマパークかように「Welcome to Uniqlo!(ユニクロへようこそ!)」と独特の挨拶で迎えられる。そして男性用、女性用、子供服など幅広い層の、最新ファッションやデザイン性と機能性の優れた製品を、魅力的な価格で手に入れることができる。

様々なスタイルとカラフルで豊富な色を取り揃えるこの店舗は、モールの一階に18,000平方フィートもの広さを構える。立地的にもユニクロでまとめ買いをして荷物が増えても問題ないよう、買い物の最後に立ち寄りやすいという魅力的な場所にある。

新しく開店したQueensbay Mallのユニクロでいつも買い物をするという町の若者にインタビューをしたところ、彼は「私たちは長い間、Klang Valleyよりも更に身近なところにユニクロの店舗を作ってほしいと思っていました。今回、私たちの望んでいたことがようやく実現しました。ユニクロが身近な存在になったことを大変嬉しく思います。」と語ってくれた。

Queensbay Mallの出店はマレーシアで8番目の店舗である。ユニクロが初めてマレーシアで出店を行なったのは2010年にオープンしたFahrenheit 88というモール内で、その後にSuria KLCC、1Utama,、Setia City Mall、Mid Valley Megamall、Sunway Pyramid、Paradigm Mallと順調に7店舗を構えていった。

すべての店舗の雰囲気が統一化されており、客の想像力を魅了する、印象的で、かつ清潔で明るい雰囲気の店内になっている。店舗へ足を踏み入れた瞬間、細かいところまで行き届き整然としたディスプレイに、多くの客が惹き付けられるに違いない。

ユニクロは株式会社ファーストリテイリングのアパレルブランドで、世界的に有名な日本のアパレル小売店であり、グローバル企業としての認知度も大変高い。ユニクロの2012年8月期(2011年9月1日~2012年8月31日)の売上は約9,286億円と、世界のアパレル小売業界内で4番目の売上額であった。
ユニクロは日本やアジア諸国に留まらず、フランス、英国、米国など世界中の13カ国に1,100以上の店舗を展開している。

マレーシアにおいて、この人気はいつまで続くだろうか。現在のファンを飽きさせることなく、更に新たなファンを増やしてゆくことがユニクロの今後の課題となってゆくだろう。(the Star)


			
		

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