マレーシア

イオン、9.9億リンギットで仏カルフールのマレーシア事業を買収


イオン株式会社がマレーシアにて26店舗のハイパーマーケットを持つ現地第4位の小売業者であるカルフールを、9.9億リンギット(約260億円)で買収したことが11月1日に発表された。

マレーシア ニュースメディア

仏カルフールのウェブサイトに掲載された声明によると、今回の取引は、カルフールの戦略の一環として、中核事業に集中し、経営資源を成熟した市場(優位性を持つ市場と強い成長潜在力を示している新興国市場)に集約することを目的としている。

ヨーロッパ最大かつ世界第2位の小売業グループとして、カルフールは現在30カ国に進出、9,900店舗を展開し、従業員合計412,000人超。カルフールは、1994年にマレーシア事業をスタートし、2012年6月30日までの一年間、4億ユーロ(約412億円)の売上高を記録した。

日本最大の小売業グループ、イオンは、1984年にマレーシアに進出。29店舗を持つイオンはマレーシア市場をリードしていた、とカルフールが語った。

カルフール側は、日本市場と同様、イオンはマレーシア市場においでも成功を収め続けるはずだと述べた。(The Star Online)


			
		

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