インド

インド市場で積極的に挑戦を続けるソニーに明るい兆し


 ≪地元メディアの反応≫

日本の大手電子機器メーカーであるソニー株式会社(以下:ソニー)は、市場で確固たる位置を築くことが出来ず、遅れをとっているメーカーの1つと言える。
ソニーとエリクソンの合弁会社「ソニー・エリクソン」が合弁を解消しソニーの子会社になると発表してから、彼らはスマートフォン市場で足がかりを見つけるのに苦労しているように見受けられる。

しかし、ソニーは国際市場で困難に直面しているにも関わらず「インド市場での見通しは全体的に良く、成長するために積極的な姿勢を見せる。」と述べている。

今年、ソニーは3,000万インドルピー以上の資金をインド市場に投入するという。
同社は積極的にブランドプロモーションの改善を取り組み、販売拠点とサービスセンターを増設する。
インド ニュースメディア具体的には、インドユーザーに合わせた改善を行なうため、インドのバンガロールに約1,000名のエンジニアが勤務する支社を設立し、またVodafoneのようなインドの携帯電話オペレーターと提携し、特別なデータプランを提供する計画だ。

Android Authorityの報告によると、ソニーは2年以内にXperiaシリーズを通じて6億7,500万ドルの売上と、スマートフォン販売量3倍を目標に掲げているという。

ソニーの新製品であるXperia Zは、HTC OneやサムスンGalaxy S4が備える機能はもちろん、PCやタブレットのようなハイエンド機器と同等の性能を兼ね備えている。また、Xperia Zの価格は35,000ルピーであり、ライバル製品と比べて販売価格も安い。

また、ライバル製品であるGalaxy S4のリリース前に発売を行なったことにより、Xperia Zの売れ行きは非常に良く、ユーザーの注目を集めるのに十分な効果があった。

今後、ソニーはMozillaと提携しFirefox OSモデルをリリースする予定であり、この動きによってソニーが将来を展望し始めることを示していると言えるだろう。
Firefox OSモデルは、AppleのiOSシステムやGoogleのAndroidシステムと同様の可能性を秘めている。

Firefox OSモデルが成功すれば飛躍的な成長を遂げることができるだろうが、大きな事業なだけに失敗したときのリスクも大きいであろう。それが成功するかはリリースしてからでなければ分からないが、様々な革新と挑戦を続けるソニーの動きには好感が持てる。

ソニーは多くのファンを持つ電子機器メーカーであり、その信頼がソニーを支えていると言っても過言ではない。インドの携帯電話市場でMicromaxとサムスンに次ぐ、第3位にソニーの手が届く可能性も十分にあるだろう。(GoMo News)


			
		

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