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日本で新しいデジタル通貨「Jコイン」スタートか


≪地元メディアの反応≫

日本のみずほ銀行などが手を組み、新しいデジタル通貨が開始されると報じられた。

海外進出 イギリス

みずほフィナンシャルグループとゆうちょ銀行などの銀行連合で、2020年の東京オリンピックに向け、新しいデジタル通貨を投入する計画だという。

 

日本の中央銀行などの支援を受けているこの新プロジェクトは、日本人がスマートフォンで商品やサービスを支払うための技術を開発することを目指している。

 

現時点では、日本での取引の70%は現金が占めているが、多額の現金依存は銀行や政府のコスト負担を招いている。銀行は、大量の現金を処理、運送、監査するために多額の費用を掛けている。

 

新たなデジタル通貨の導入により、100億円の経済効果があるだろうとの見方もある。Jコインは、いつでも円と同等の金額で交換できるとのこと。

 

ヨーロッパの国々では、電子決済の成功のおかげで、キャッシュレスな社会へと移行している。電子決済の普及により、スウェーデンでは2011年以降、現金流通量が27%減少。 デンマークでは、レストラン、ガソリンスタンド、衣料品店などの店舗で現金化を中止するよう求めている。韓国の銀行は 2020年までに現金のない社会を目指すとしている。そして 英国では現金支払いは少数派だ。

 

英国ではデビットカードやクレジットカードが利用されているが、他の地域では異なる。北欧でのキャッシュレス化への動きは活発で、スウェーデンのSwishやデンマークのMobilePayなど、決済アプリの人気は高まっている。

 

独自のデジタル通貨を目指している銀行は日本だけではない。HSBC、バークレイズ、UBS、サンタンデールをはじめとする主要銀行は 、ビットコインなどのデジタル通貨の成功を受け、より簡単に取引を行う「ユニバーサル決済コイン」を開発しているところだ。

 

Trans by Mai


			
		

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